相続問題を弁護士に相談

弊所では,相続に関する問題について,「遺言書」の作成などの相続の準備(財産を残したい方の相談),相続が発生した後の遺産をめぐっての紛争(遺産を受け取る方の相談)についてのご相談・ご依頼をお受けしております。事案によっては,提携している税理士・司法書士と連携して事案の解決に取り組んでいます。

そこで,当事者間で直接話すことは控え,弁護士を間に入れ,法的アドバイスを受けつつ,法的解決へと導く案内人を弁護士にお任せいただく意味があるかと存じます。弊所では,依頼人様にとって一番良い法的解決へと至るため冷静・迅速なご対応をこころがけていますが,感情的な部分を一刀両断に切り捨てることはせず,感情的にも納得できる方針を,とことん話し合わせていただきます。上から目線で,「法的に通りませんので,その話はしません。」などということは致しません。
「こんなことを弁護士に相談してもいいの?」と迷われていたとしても,どうかご気軽にお問合せください。

よくある相談例
  • 親族が争わない遺言書を作りたい
  • どのような遺産があるか調査したい
  • ほかの相続人が遺産を独占しようとしている
  • ほかの相続人が贈与を受けておりほとんど遺産を受け取れない
  • 感情的になってしまって話がまとまらない

料金表

遺言書作成

手数料
手続きの種類着手金の額
自筆証書遺言15万円~
公正証書遺言15万円~

遺産分割協議

着手金
手続きの種類着手金の額
遺産調査5万円
交渉20万円
調停・審判30万円
報酬金
確保した経済的利益の額報酬金の額
300万円以下経済的利益の20%
300万円~3000万円10%+30万円
3000万円~3億円6%+150万円
3億円以上4%+750万円

遺留分侵害額

着手金
手続きの種類着手金の額
遺産調査5万円
交渉20万円
調停・審判30万円
報酬金
確保した経済的利益の額報酬金の額
300万円以下経済的利益の20%
300万円~3000万円10%+30万円
3000万円~3億円6%+150万円
3億円以上4%+750万円

相続放棄

手続きの種類着手金の額
相続放棄申述手続き5万円~

解決事例

Aさん 50代 男性
 父親,母親を相次いで亡くしました。ご両親の相続人は,Aさんとその兄でした。Aさんとその兄は,両親健在のときから兄弟間の仲が悪く,遺産をどのように分けるかについて話をしようとしても,Aさんの過去の行為を批判し,遺産をどのように分けるかについて全く話ができない状態でした。ご依頼後,調停を申し立て手続きを進めました。Aさんの兄は,調停手続きにおいて,代理人を選任し,Aさんの過去の行為について不法行為だと主張するとともに遺産と関係のない主張や寄与分・特別受益など主張をしましたが,遺産と関係のない主張については最低限の反論にとどめるとともに,寄与分・特別受益などの主張について適切に反論をしました。結果,裁判所から,Aさんの主張の遺産の分け方に近似する提案を受けて,調停が成立しました。

Bさん 60代 女性 
 Bさんは,離婚協議中に夫の体調が悪化し亡くなりました。亡くなった夫は,遺産の全てを母親(相手方)に贈与する旨の遺言書を遺していました。Bさんとしても生活が厳しく,少しでも遺産を受け取りたいと考え,弊所に依頼いただきました。
 依頼後,遺留分を主張する旨を相手方に通知しました。相手方は,遺産はBさんに一切渡さないと述べ,遺産の情報開示も拒否しました。
 しかし,弊所にて遺産の調査を行い,通帳の履歴などから保有する株式などを特定し,適切な遺留分を主張しました。交渉の過程で相手方にも代理人が就き,当該代理人と粘り強く交渉を続け,適切な遺留分を取得することができました。

Cさん 70代 女性
 亡くなった後の遺産を面倒を見てもらっている姪に残したいとしてご相談を受けました。遺産について,聴き取りをして,必要な戸籍類を取得して,遺言書の下書きを作成しました。遺言書の下書きに基づいて,公証役場に依頼し,遺言書を作成しました。遺産には,不動産などもあり,その換価の手続きなどを遺産を受け取る方に負担させたくないとのことでしたので,併せて,遺言執行人についてもご依頼を受けました。

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